パンのひと

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家を買う権利があるか

中古マンションの購入を検討しはじめる前、2月に訪れた新築マンションのショールーム
近いから行ってみようと足を運んだ場所でマンションの購入についてだいぶ勉強させてもらいました、購入意思があったので結構質問をして教えてもらったのですが、高い買い物なので気になることはなんでも聞いてみましょう!

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購入の意志が少しでもあるのでしたら、住宅ローンの仮審査に申し込んでみませんか?とショールームの担当者から声をかけてもらいました。まだ購入するか決めていないのに申し込みして大丈夫なんだろうかというところでしたが、説明を受けてその場でお願いすることに。帰宅をしてから購入のスケジュールについて調べ始めました。

 

中古マンション購入の流れ
内見
買付証明書の提出
住宅ローンの仮審査
住宅ローンの本審査、契約
不動産売買契約の締結、引き渡し

買付証明書というのは、主に中古マンションを購入する際に購入意思を売主に伝えるもので、一般的にはこの提出を一番最初にした買主が購入権を得るというものだそう。
複数の申し込みがあった場合にこれが提出されていないと購入権利が全くないことになるそうだが、住宅ローン審査の状況や購入金額を値引せず購入するなどで順位が変わることはあるらしい。(不動産会社による)

新築マンション購入時はこの提出がなくすぐに住宅ローンの仮審査、つまり買主が住宅ローンを組めるか・支払い見込みがあるかを銀行が判断をする手続きに入る。しっかり働いてきたし問題ないでしょう、と思っていた私はここで驚愕の事実を突きつけられたのです。

こちらは住宅ローン融資を行うにあたり、金融機関が考慮する項目を挙げたもの。
思わぬ壁となった項目がひとつあった、そう、勤続年数である。私は何度か転職をしているので、ショールームの担当者からこの項目でふるいにかけられてしまうかもしれませんと教えてもらったのでした。

調べていて分かったのですが、勤続年数を考慮しない金融機関もある、転職をしていても同じ業界からのキャリアアップや継続的な収入を得ていると証明できれば融資対象となることも。
実際この新築マンション以外にもトータル5金融機関で仮審査の申し込みをしましたが、勤続年数が理由で融資できないと回答があったのは1社だけで他は必要書類(雇用契約書・給与明細・源泉徴収書など)を提出することで対応はしてもらえました。

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住宅ローンの審査基準と落ちる理由は?元銀行員FPがノウハウを徹底解説 | 住まいのお役立ち記事

その他には借入時の年齢や金融機関からすでに借入(ローン)があるか、健康状態など審査項目があるようなので気になる方は事前に知っておいた方が良いと思います。
仮審査をしたら契約をしなければならないか?というとそういうことでもなく、仮審査通過後に本審査(より多くの情報を審査・調査される)が入るのでそこで契約するかどうかで本審査申し込みをすればいいとのことでした。だからと言ってむやみに申し込みは避けた方がいいですが、自分が融資してもらえそうかは事前に分かった方がいいので仮審査時は気になる金融機関を複数申し込みをしたらいいですかね。

自分に返済能力があるか、という話で返済できる金額とはいったい幾らなのか?も結構悩みました。自分でなかなかわかるものではなかったのである方に相談をしました、次回はそのこととリノベーション会社の決め方について続きを書いてみます。