パンのひと

パンが好きでパン屋巡りが趣味、最近は家に関する記録を残しています

設計図・デザインができるまで

秋から大分忙しくなり、更新が途絶えてしまいました…もし参考にされている方がいたら申し訳ありません。そしてお待たせしました!設計図ができる過程と内装の決め方について書いていきます。

 

設計図ができるまで


一般的には恐らくイメージを伝えて、設計士さんが1から作りあげていくのかと思います。
私の場合は、すでにいろいろなサイトを参考にしていたのでこういう図面がいいなというイメージを持っていました。
設計士さんには悪いかなと思ったのですが、図面を作成できる無料アプリを使ってポートフォリオと一緒にいくつか案をお渡ししたという流れです。結果的には、私のイメージと実現できる図面をお渡しした参考図面をもとに作成いただきました。

ポートフォリオについては前の記事をぜひ。

ikyumi.hatenablog.com

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参考図面のひとつ。壁の位置や家具など細かく作れて面白かった。

 

提案図面をお渡しする際に、参考にしたサイトをいくつか紹介します。

  • リノベりす(いろいろなリノベーション会社の情報が一度に見れるサイト、デザインや居住人数・広さなどで絞って調べることができます)

リノベーション事例|リノベりす

  • リノべる(大手リノベーションサイト。サイトを見ると会社の特色が出てくるので、リノベーションをお願いする会社を決める際に気にいるかどうかも参考になりました。)

リノベーション施工事例(中古マンション・戸建て) | リノベる。

  • ゼロリノベーション(こちらも最近よく聞くリノベーションサイト)

リノベーション事例 | ゼロリノベーション

 

このお家素敵だなと思ったらスクリーンショットを撮りためて、ポートフォリオに”こういう部屋が好きです”とまとめました。

床の決め方

床と言ってもいろんな種類の床があります。フローリングも無垢フローリング・複合フローリング(挽板・突板・クロス)という種類があります、詳しくはこちらを参照してください。

フローリング材の種類・デザイン | フローリング総合研究所

木の匂いを感じられる無垢材には大変惹かれたのですが、傷つきやすさとケアが気になりました。家の中でよく物を落とす私は結果的に突板を選択しています。
フローリングの色味は各社微妙に異なるようで、パナソニックと朝日ウッドデックのチェリーを取り寄せたところかなり違いましたね。サンプルを事前に取り寄せて決めることをおすすめします。

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私が特に気になったのは、床の色と壁の色がマッチするかでした。それぞれサンプルを取り寄せてから合わせてみることもできますが、パナソニックはARでイメージをつかめるアプリを出しているのでこちらも使わせてもらいました。

フローリングARアプリ | フローリング(木質床材) | 室内ドア・フローリング・収納 | Panasonic

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壁紙を取り寄せてから、床の色味とのバランスをチェックしました

壁紙の決め方

壁紙については、たくさんお気に入りに入れた写真からどういった色味が好きかを絞りました。グリーン・グレーが好きな色なのですが、明るかったり暗かったり色にはたくさんの種類がありますよね。気になったサンプルを取り寄せる場合、個人ではなく通常は会社を通して依頼するようですのでリノベーション会社さんと相談をしてみてください。
取り寄せる前に、自分の家の家具とはマッチするだろうか?という場合は壁紙をARで写せるアプリもおすすめです。

アプリ – WALPA STAFF BLOG

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当時のかなり狭いクローゼットと合わせた壁紙。汚くて恥ずかしい…

当初は赤みがかったチェリーの床と、アクセントクロスにはモスグリーンと暗めのグレーにしようかと思っていたのですが、合わないことに気づいて床の色をウォルナットに変えました。

打ち合わせ回数

ヒアリング、設計図の共有、内装(壁・クロス等)・設備決定までの打ち合わせは会社によって回数制限を設けている場合があります。私がお世話になったところは3回でした。3回ですべて決められるの!???というのが正直なところで、それであればできるだけこちらで準備できるもの(ポートフォリオなど)やイメージを固める作業はやっておこうと思いました。
そのため二度目の打ち合わせでいただいた図面から最終図面まではほとんど変更がなく、棚の追加や収納場所の設置など私のリクエストを大変多く受けていただいたものに生まれ変わりました。(感謝)

打ち合わせの際には電気系統の設定場所やコンセント・スイッチの種類、設置場所も確認されます。どういったライトにしたいか(シーリング、ペンダント、ダクトレールをつけたい等)によっても変わってきますし、一度つけると変えられないと思い慎重に決めました。
インスタグラムでコンセントを付けて便利だった箇所としては、ルンバ用に足元だったりテーブル上でホットプレートや充電器を使用する方はキッチンの腰壁煮つけている方もいましたね。自分の生活志向や持っている家電・購入予定の家電(ルンバ、クリスマスツリー、加湿器、スタンディングライト等)も踏まえて決めることをお勧めします。
私がこだわったのは、グレーの壁紙にはグレー・ブラックのコンセント・スイッチを使うことでした、白の場合悪目立ちしてしまうのでここは絶対譲れないポイントでした。

 

かなり端折り気味の記事になりましたが、こちらが設計図・デザインができるまでの私個人の体験談です。最初の打ち合わせからは1.5ヶ月ほどで決定されました。入居を急いでいなかったのでかなり時間をとって検討させてもらった方かと思います。

この後解体工事、木工事と進んでいきます。次の記事が最後かな、また気が向いた時に書きますね。お楽しみに!