どこのリノベーション会社にするか②
以前の『どこのリノベーション会社にお願いするか』の続き、と合わせて住宅購入の金額の決め方について書きたいと思います。
内見3件目のマンションについて、そもそも自分が購入する権利を有しているのかを知るためにリノベーション会社A社経由で金融機関2社・自分で1社に対して仮審査登録をしました。
そのうち2社は仮審査通過の連絡をいただけたのですが、1社(三大メガバンクのひとつ)は勤続年数が短いのでとのことでお断りをされています。
その中の1社からファイナンシャルプランナーを紹介され、自分の収入でいくらであれば支払っていけるのか=いくらのマンションを購入すればいいのかを相談することができました。こちらは記事の後半に記載しておりますのでご興味ありましたらぜひ参照してください。
仮審査が通ったので、次は買付証明書の提出です。
A社から「他にも内見の予約が入っているそうなので、気になっている物件であればまず買付証明書を出しておきましょう。キャンセルもできますので提出後にご検討ください。」と言われ、ではとお願いした私…ここがA社との関係性を決めるきっかけだったのかもしれません。
気にはなっていたものの、どういった家がいいかが分かっていなかった私が内見3件しただけで本当に決めてしまっていいのか?この金額で支払っていけるのか?すごく悩みました。
1週間程度回答までの時間をもらえたので、それまでに私が住みたい家について考えてみることにしました。その結果新しく出した条件がこちらです。
部屋の条件 Version 2:
2階以上(できれば3階以上)
北向き以外
オートロック、なければ防犯カメラが設置してある
バス・トイレ別
駅から徒歩10分以内または15分以内
築年数10年以内 →築年数30年以内
今住んでいる街かそこに近いところ
部屋の広さは登記簿面積50平米以上
管理形態は委託
リノベーション費用の概算xxx万円として、マンション購入費用xxxx万円
自分の資産・収入/支払見込みを知る
住宅ローンを組めるのは最長で35年で、その期間内に支払うには月々・年どれぐらい支払いが生じてくるかを知るためには今の資産や収入・支出を把握することが大切です。
主な収入:
給与、投資など
主な支出:
-
生活費
光熱費、ガス・水道、家賃、食費など
-
交通費
定期代など
-
通信費
インターネット契約、携帯
- 保険・貯金
生命保険、火災保険、定期預金や積立て投資など - その他
衣服、化粧品、雑貨など
把握ができたら、キャッシュフロー表を作成されることをお勧めします。私はスプレッドシートを使用して入力しましたが、調べると作成方法やテンプレートが無料で手に入るので参考にしてみてください。
ライフイベント(出産、子供の進学など)で発生する大きな出費も予め入れ込みます。
今まで”家賃”として支払っていた住宅費は、マンション購入をすると住宅ローンの返済の他にマンション管理費・長期修繕積立金・固定資産税(年一回)になります。
固定資産税は建物の価値を各自治体が年に一度課税徴収するもので、マンション管理費・長期修繕積立金は月々マンション側に支払います。こちらはマンションによって設定されていますがかねがね合計3万円程度が妥当かと思いますが、管理形態(自主管理または管理委託)や部屋の広さによっても変わってきます。
検討した結果:
このマンションは見送ることに。条件を見直したこと、予算がわかったことでリノベーション費用にどれぐらいかけられるかがわかったこと。あとはこの部屋にビビッと来なかったことでしょうか…それも重要。
リノベーション会社Aにはその後いくつか内見を提案いただいたのですが、内見のスケジュール合わせが遅かったり担当者に不信感を抱くようになってしまったので他の会社を探すことに決めました。
次回も引き続いて『どこのリノベーション会社にするか』を書いていきます。